2023年から始めた日本全国剣道ツアーですが、昨年の岩手県・盛岡市に続いて、今年は、茨城県・つくば市&かすみがうら市に行ってまいりました。全国にいる明治大学体同連剣道部の卒業生を辿りながら、地域の方と交流を深めることを目的としています
サマリー
- 今回は9期山崎淳一先輩にホストしていただき、筑波山観光、山崎ファームでの柿狩り、能面ギャラリー鑑賞を行った
- 茨城の剣道家と一期一会の貴重な稽古を行い、新たなご縁を持った
- 筑波山麓の旅館にて剣紫会の茨城県人会6〜9期の先輩方との交流を深めた
筑波山のふもとでの稽古(1日目午後)
- 急遽実施が決まった国政選挙で、軒並み公立学校の体育館が使えなくなる中、茨城県で元校長先生を務められていた山崎先輩のつてで武道場を確保
- 小学校と中学校を一体で運営する秀峰筑波義務教育学校を訪問し、剣道部顧問の栗崎先生に温かく迎え入れていただきました
- 明治の体同連卒業生の茨城訪問&稽古会のために、水田道場から川島先生、林先生、そして直心館から山本先生、国谷先生に駆けつけていただきました。学生時代に剣道強豪校にいらした方など、皆さん本当に強い方ばかりでしたが、一期一会の勝負と思って充実した稽古を実施出来ました
茨城県人会の先輩方との同窓会(1日目夜)
- 石岡市やひたちなか市にお住まいの先輩方3名、そして東京の先輩1名に筑波山温泉旅館の「江戸屋」にお集まりいただき同窓会を開催
- 磯部先輩(6期)、加藤(秀行)先輩(7期)、高野内先輩(7期)、野沢先輩(8期)に参加いただきました。皆さん現在剣道はやられていませんが体同連剣道部時代の先輩後輩の仲の良いお付き合いをずっと続けられていらっしゃいました
- 年代の違う卒業生が集った会での自己紹介は大変面白く、昔の写真そして卒業文集の「残心」をお酒の肴に大いに盛り上がりました!品の良い温泉旅館でしたので、さすがに校歌までは歌いませんでした(笑)
直心館での稽古(2日目朝)
- 直心館は1977年に建てられた伝統的な造りの剣道場です。周囲が畑でその中に立つ道場は大変趣があり、内は程よい空間で人の熱気が充満します
- また床の弾性が高く、踏み込んだ時の衝撃を吸収してくれるので稽古中の足腰の怪我を予防できる素晴らしい道場でした
- 当日は地元の笠間市とその近隣から、吉田先生、佐竹先生、友部先生、根本先生、久保先生にご参加いただき、剣紫会からの参加者と充実した稽古をお腹一杯させていただきました。地元の先生は皆強くパワフルで本当に良い稽古になりました。稲魂会の赤澤先生はこの稽古のために直心館に来訪されました
山崎ファーム&能面ギャラリー訪問(2日目午後)
- 60歳で公務員を退職してから果樹園を始めた山崎先輩(9期)は、独学で美味しいブドウや柿の生産に取り組まれてきました。今では(全国第2位の農業県である)茨城県の知事賞を受賞されるまで生産品の価値を高められています
- 当日は山崎先輩の奥様に美味しい柿を振る舞っていただいたあと、柿狩りを楽しみました。剣道家の大男たちが一同に連なって畑で柿狩りを楽しんでいる光景はなかなか見られない「絵」でした
- また山崎先輩が40歳頃から趣味としている能楽の能面作りはプロの腕前で、100年前の蔵をリフォームして作られたギャラリーではその能面の精巧さを十分に鑑賞できました
最後に今回も札幌から清水先輩、青森から横山先輩、宮城から佐藤会長、神奈川(茅ヶ崎)から杉浦先輩など遠方から多くの先輩に参加いただき、誠にありがとうございました。