剣紫会では長年にわたり年会費をいただいておりましたが、毎年の案内発送にかかる郵送費や、会員の皆さまの振込手続きのご負担を考慮し、2014年の50周年総会を機に、5年ごとの記念行事の開催時に有志の方々から寄付を募る運営方式へと移行いたしました。このたび、60周年を迎えるにあたり、これまでの5年間(コロナによる活動休止期間があったため、前回から6年が経過)における運営内容をご報告させていただくとともに、65周年に向けた今後4年間の運営費を賄うため、新たに寄付のご協力をお願い申し上げます。
2019年の55周年記念に際し、皆さまからお寄せいただいたご寄付の総額は975,480円でした。この寄付金をもとに、2019年3月から2025年9月まで活動を行い、現在の残額は325,985円となっております(総会にて会計報告を予定しております)。この間、剣紫会執行部では、年2回の現役との合同稽古会の運営をはじめ、高段位昇段者への記念品(六段:剣道着、七段:袴)の贈呈を行ってまいりました。また、メールやSNSによる情報配信、ホームページの運営など、広報活動にも継続して取り組んでおります。
今後の4年間(65周年を迎えるまで)は、明治大学体同連剣道部の現役生への支援をさらに強化してまいります。これまでにも、明治大学ロゴ入りの面手拭いを新入部員に贈呈したほか、在学中の昇段審査受審支援(剣紫会を通じた杉並区剣道連盟への団体登録)、新4年生への就職活動支援など、さまざまな取り組みを行ってきました。今回新たに、剣道部の活動に必要な備品――昇段審査用の木刀10セットや部室用の竹刀収納台など――を剣紫会で購入し、現役生の環境整備にも貢献したいと考えております。具体的には、今後4年間で総額20万円の現役支援予算を組む予定です。
今後の剣紫会をより活性化させていくためには、現役生との積極的な関わりが欠かせません。人的な支援(ソフト面)はもちろん、物的な支援(ハード面)も含め、幅広いサポートが重要だと考えております。現役生が「卒業生に良くしてもらった」と感じてくれれば、自然と剣紫会への理解も深まり、社会人になってから参加してくれる仲間が増えていくはずです。
皆さまにはご負担をおかけして恐縮ではありますが、5年に一度のこの機会に、ぜひご支援をご検討いただけますと幸いです。
寄付募集概要:
◆ 利用目的
(1)剣紫会の運営
現役生・卒業生合同稽古会運営(年2回)、昇段記念品手配、その他行事企画・運営経費
(2)現役生への支援
面手拭い作成&贈呈、備品購入&贈呈
◆ 寄付金 ¥5,000/1口 (1口以上、何口でも可)
◆ ご賛同いただける方はメールでご案内する剣紫会口座へのお振り込みをお願いいたします。