9月10日(日)に剣紫会2023年秋の稽古会を開催しましたので、ご報告いたします。

今回は、稽古に16名の先生、剣紫会会員、ゲストの方に参加をいただきました。
イラク駐在中の、28期の庄司健一先輩も数日しかない日本帰国中の合間を縫って稽古にご参加いただきました。

今回は、稽古冒頭で平川信夫先生に「手の内(てのうち)」について指導いただきました。「中指で持ち、小指で冴えを出す。手の内を使う手を右、左で切り替えて変化を出す」など貴重なノウハウを演習方法とともに伝授いただきました。平川先生はベルギーで剣道指導をされて9月5日に帰国したばかりで、「ちゃんと剣を学ばないと、外国の剣士に追い越されちゃうよ」と危機感をお持ちでいらっしゃいました。

その後は、お互いの稽古を行い、今回は参加人数が少なめだったこともあり、年の近いOB同士でじっくりと稽古ができました。

稽古後、明治大学の経営学部長を長年勤められ、2023年4月に「瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)」の勲章を授与された平井克彦先生より、受章のご報告をいただきました。平井先生は、今も剣道の稽古を週に7回されていらっしゃり、剣紫会からは稽古用の「竹刀」を贈呈させていただくことに致しました。

稽古会後の懇親会には、14期の田中宏一郎先輩、15期高野昌二先輩、柏原彰一郎先輩が駆けつけていただき、学生時代のたくさんのエピソードを肴に大変盛り上がった会となりました。

次回(2024年春)は、ぜひ明治大学校舎の剣道場で実施できればと考えております。


剣紫会執行部 鈴木 謙吾(30期)、石坂健二(34期)